概要
- 地域:ベトナム・ハノイ
- 日付:2024年1月29日〜2月4日
- 出会いの場所:Tinder
- 年齢:18歳
- 特徴:家出中。金なし無職。犬つき
1月29日から2月4日までの1週間、家出中の18歳を匿うことになった
1月29日から2月4日までの1週間。
ハノイで、Tinderで知り合った18歳の女の子を部屋に泊めることになった。
今振り返っても、この1週間はかなりひどい。
たぶん、ハノイで一番平和じゃなかった1週間だと思う。
最初は、ホーチミンから兄を頼って逃げてきた子だった
最初にやり取りを始めたのは1月26日。
その子は実家がホーチミンにあるけど、家が厳しくて嫌だから、ハノイにいる兄のところへ逃げてきたと説明してくれた。
もちろん金なし、仕事なし。
兄は彼女と同棲していて、部屋を空けられるまで近くのホテルに泊まっているとのことだった。
そのホテル代は兄が出してくれていて、2日だけ滞在する予定だと言っていた。
こっちとしては、まあ会えたら会うかくらいの温度感だった。
でも実際は、どこにいるか聞くたびに違うカフェにいたり、クラブに行っていたりして、かなりふわふわしていた。
なので、たぶんこの子とは会わないだろうなと思っていた。
兄がコロナになったと言われて、急に泊めてほしいと連絡が来た
すると急に連絡が来た。
兄がコロナになって、1週間来るなと言われたらしい。
しかもホテルも退去しなければならず、泊めてほしいとメッセージが大量に来た。
今思えば、この時点で断るのが正解だったと思う。
でも、その時は流れで泊めてあげることにした。
迎えに行ったら、最初に渡された荷物が「犬」だった
荷物が多いから助けてほしいと言われたので、その子のホテルまで迎えに行った。
そこで最初に渡された荷物が、まさかの犬だった。
犬がいるなんて聞いていない。
うちのレジデンスはペット厳禁だから、それならやっぱり泊めるのは難しいと伝えた。
すると、その子は犬をリュックの中に押し込みながら、バレないよと言ってくる。
犬が可哀想なのはもちろんだけど、それで普通にいけると思っている感覚にも普通に驚いた。
ただ、ここまで来て泊めないとも言いづらく、こちらも腹をくくることにした。
犬は24時間元気で、しかも数時間でルールは全部無視された
とりあえず荷物を部屋まで運び、犬をリュックから出してやった。
すると、こいつがまあ元気すぎる。
24時間ずっと元気。
うるさい、暴れる、そこらじゅうでトイレをする。
とりあえず浴室から出さないように指示したけど、そのルールは数時間で無視された。
この時点で、1週間がどうなるかだいたい見えてきていた。
家から出るなと言った翌日に、案の定締め出されたと鬼電が来た
翌日、こっちの家は部屋もエレベーターもルームキーが必要で、スペアもない。
だから、外に出たら入れなくなるから、僕が帰るまで家から出ないでくれとちゃんと伝えた。
向こうもわかったと言ったので、そのまま仕事へ。
すると、仕事が終わる1時間前に鬼電。
家に入れないとのことだった。
理由を聞くと、犬の散歩に出たら締め出されたらしい。
だから出るなって説明したじゃん、と若干キレ気味で返しつつ、結局仕事終わりまで待ってもらった。
犬を隠す気もなく、夜にはオーナーから普通に連絡が来た
家に戻ると、その子は受付のところに座っていた。
しかも犬を隠す気がまったくない。
とりあえず堂々と部屋に戻ったけど、その日の夜中、オーナーからZaloで連絡が来た。
当然、犬はダメとのこと。
事情を説明して、なんとか1週間だけ許可をもらえたのはまだ救いだった。
ただし、犬が噛まないように口を覆うものを付けろと言われた。
そんなもの持っていないので、もう散歩は禁止にした。
夜はベトナム料理を作ってくれたが、その後の異臭で全部嫌な予感に変わった
その日の夜、待っている間に食材を買っていたらしく、ベトナム料理を作ってくれた。
そこだけ切り取れば、ちょっといい話っぽく見える。
そのまま部屋でイチャイチャしてベッドへ。
でも、そこで脱がした瞬間、死ぬほどきつい匂いがした。
これはもう嫌な予感しかしない。
というか、その時点でかなり危ないと思うべきだった。
それでも欲望に負けて、そのままやってしまったのが完全に失敗だった。
翌日もまた締め出され、さらに熱が出たあと夜中にまた流れが来た
翌日も、ちゃんと朝に注意してから出かけた。
でも、また仕事終わりの1時間前に連絡が来た。
今度は薬局に行ったら家に入れなくなったとのこと。
もうさすがに呆れたので、その時は無視して普通に仕事を優先した。
帰宅すると、向こうは熱があるとのことだったので、そのまま寝かせておいた。
ところが明け方には回復したのか、またこっちを求めてくる流れになる。
こっちは眠気もあって判断が鈍っていたのか、前日の異臭の危険信号をほぼ忘れていた。
昼には尿道に違和感が出て、もう終わったなと思った
昼くらいになると、若干尿道に違和感を感じ始めた。
その時点で、ああこれはたぶんアウトだなと思った。
しかも向こうは若くて性欲が余っているのか、この1週間かなりそういう流れになりそうな空気があった。
なので、もうここまできたら全部終わってから病院に行こう、みたいな雑な覚悟を決めた。
今考えると、完全に頭が悪い。
4日目は電話こそ来なかったが、映画館に犬を連れて行こうとしてきた
4日目はさすがに電話は来なかった。
でも帰宅すると、外で待っていて、映画に行こうと言ってくる。
そこで前から気になっていたリュックの中身を聞くと、案の定また犬だった。
犬を連れて映画館には行けないと伝えても、リュックに入れていれば平気だと言っている。
この時点で、やっぱりこの子の感覚とはだいぶズレているなと思った。
なので、映画館まで行って観たいものがないという体で、そのまま帰宅した。
最後は兄の家までGrabを手配して終わった
そんな波乱万丈な1週間を終えて、最後は兄の家までのGrabを手配して送り出した。
これでようやく終わった。
正直、かなり疲れた。
掃除していたら盗難も発覚し、病院ではクラミジアだった
そのあと、犬が暴れた残骸を掃除していると、美容グッズや化粧水がなくなっていることに気づいた。
お前もか、という気持ちだった。
さらに病院へ行ったら、結果はクラミジア。
検査と薬を含めて、治療費は合計約7,000,000VND。
犬が壊した掃除グッズ代まで合わせると、もう笑えない。
匂いが強烈な相手は本当に気をつけた方がいい。あと犬も
この1週間で学んだことはかなりシンプルだった。
まず、情に流されて家に泊めるとろくなことにならない。
次に、匂いが強烈な相手は本当に気をつけた方がいい。
そして最後に、犬つきは想像以上にしんどい。
海外ナンパでは、見た目とか年齢とかノリの良さより、生活感と衛生感覚とトラブル耐性の方が大事な時がある。
この回は、そのことを身をもって教えてくれた地獄の1週間だった。
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